クルックス管
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クルックス管とは
クルックス管は真空放電管の一種である。
加熱されたフィラメントを持っていない。
電子やエックス線はクルックス管を用いた実験で発見された。
クルックス管
出展:Wikimedia Commons
クルックス管の構造と原理
自然界の放射線の影響で空気の一部は常に陽イオンと電子に電離している。
クルックス管内にわずかに残っている気体も同様だ。
クルックス管のアノード・カソード間に電圧を与えると、クルックス管内の陽イオンはカソードへ、電子はアノードへと向かう。
陽イオンは重い。
カソードに衝突すると、内部の電子をたたき出す。
この電子はアノードへと向かう。
この電子の流れが陰極線である。
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2010/03/28
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