電圧
電圧とは
電圧とは生活になじみのある言葉である。
家庭用のコンセントの電圧は100Vであり、乾電池(アルカリやマンガン)の電圧は1.5Vである。
この電圧は「電流を押し流す能力」だと解釈できる。
1.5Vの乾電池を買うということは、「電流を押し流す能力1.5V分を買う」ということになる。
単一も単二も単三もすべて1.5Vである。
大きさも値段も違っているのに「電流を押し流す能力」は皆同じということになる。
サイズの違いは寿命の違いである。
「電流を押し流す能力1.5V分が持続できる長さ」が違うのだ。
無論単一がもっとも長寿命だ。
ここでは電圧の定義について解説しよう。
電位差のある二点間には電流を流そうとする圧力は生じる。
この圧力を電圧という。
ここで再び乾電池で考えよう。
乾電池にプラス極、マイナス極それぞれに電位がある。
プラス極、マイナス極は同電位ではない。
電位差があるのだ。
電位差があれば電荷を移動させようとする圧力が加わる。
これが電圧だ。乾電池の場合これが1.5Vである。
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2006/02/07