歪(ひずみ)
せん断ひずみ
せん断で生じる
材料がせん断力を受けたときにも、歪(ひずみ)が生じる。
これをせん断ひずみという。
せん断ひずみとせん断角
平板に距離\(l\)を隔ててせん断力Wsが作用する。
これにより、平面が\(\lambda s\)だけずれ、元の平面との角度が\(\phi\)だとする。
\(\lambda s\)を\(l\)で割った値をせん断ひずみという。せん断ひずみは\(\gamma\)で表す。
\[
\gamma=\displaystyle \frac{ \lambda s }{ l\ }
\]
せん断力Wsによってずれた角度\(\phi\)をせん断角という。
上図から明らかなように、せん断角\(\phi\)とせん断ひずみ\(\gamma\)には、次の関係がある。
\[
\gamma=\tan \phi
\]
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2016/12/11