物理学解体新書

発光ダイオード

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発光ダイオードの原理

半導体に流入した電子と正孔(ホール)は、PN接合部で再結合する。

電子は伝導帯を、正孔は価電子を移動するので、元々持っているエネルギーの大きさが違う。
再結合するとき、電子と正孔の持っていたエネルギーの差が、光となって放出されるのだ。

流れる電流の大きさには無関係に、半導体材料固有のバンドギャップ(禁制帯の幅)によって、放出される光の波長が決定される。

バンドギャップ(禁制帯の幅)は半導体材料によって一定なので、1つの発光ダイオードが放つ光の波長は単一である。

■次のページ:発光ダイオードの駆動

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2017/09/17



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