物理学解体新書

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DRAM(ダイナミックRAM)

RAMは電源が入っている間はデータを保つことができる。
データを保つためには、制御が行われており、動的な制御(ダイナミック)を行うものをDRAM(ダイナミックRAM)、静的な制御(スタティック)を行う種類をSRAM(スタティックRAM)という。


DRAMは小型のキャパシタの集合体だ。
キャパシタに蓄積される電荷の有無によって、0または1の情報を管理する。


キャパシタは自然に放電してしまうので、電荷がやがて失われてしまう。
このため、電荷を持つキャパシタに対して、電荷が失われる前に、再度、電荷を与える必要がある。


データを維持するために、同じデータを何回も上書きするイメージだ。
この動作をリフレッシュメントという。


DRAMはセル構造が簡単なため、微細加工により大容量メモリをつくることがきる。
一方で、リフレッシュメントが必要なことから、消費電力は大きくなる。


リフレッシュメントのような動的動作があるため、ダイナミックRAMと呼ばれてる。

■次のページ:SRAM(スタティックRAM)

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2017/06/03



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