物理学解体新書

トランジスタの構造

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トランジスタの構造

半導体にはp型半導体とn型半導体があり、この2種類を組み合わせることで特徴のある働きを持たせることができる。



例えば、p型半導体とn型半導体を組み合わせた素子がダイオードだ。
ダイオードはp型からn型の方向にしか電流は流れない。
このような効果を、整流作用という。



p型半導体を2個のn型半導体でサンドイッチにしたものがトランジスタだ。
各領域には、それぞれ端子があり、コレクタ、ベース、エミッタと呼ばれている。
トランジスタ



このような構造によって、トランジスタは増幅やスイッチング等の作用を持つことができる。

部品名称構造作用
ダイオードn型半導体とp型半導体整流作用
トランジスタn型半導体をp型半導体でサンドイッチ増幅
スイッチング
発振
共振


ここまでは、n型半導体をp型半導体でサンドイッチにしたと解説した。
反対にp型半導体をn型半導体でサンドイッチした構造もある。



それぞれ、npnトランジスタ、pnpトランジスタという。

npnトランジスタpnpトランジスタ
構造トランジスタトランジスタ
回路図記号トランジスタトランジスタ

■次のページ:トランジスタの動作

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2010/02/17



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