DVD-RAMとDVD-RWの違い
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DVD-RAMとDVD-RWの違い
DVD-RAMもDVD-RWも、どちらも繰り返し記録ができるDVDである。
しかし、ファイルの追記や削除する場合の使い勝手が大きく違っている。
ここでは、DVD-RAMとDVD-RWの違いについて解説しよう。
様々な記録媒体の特徴
PCが扱うデータのまとまりの単位をファイルという。
ハードディスク上にある一つのファイルをコピーする場合、そのファイルの半分だけコピーしたり、削除したりはできない。
ファイル単位でコピー、移動、削除を行うのである。
これは、ハードディスクに限らない。
USBメモリ、SDカード同様に扱っている。
古くはMOディスクやフロッピーディスクも同じだ。
USBメモリやSDは読み書きを何回でも繰り返せる記録媒体だ。
これら記録媒体では、ファイル単位で消去したり、上書きしたり、コピーしたりが可能である。
例えば、USBメモリの容量が半分余っている状態なら、残りの容量の限度まで新たなファイルをUSBメモリに追記することが可能である。
DVD-RAMとDVD-RW
DVD-RAMも繰り返し利用可能な記録媒体だ。
USBメモリと同様に、残りの容量の限度まで新たなファイルを追記することができる。
例えば、DVD-RAMにファイルAが記録されているとする。
これにファイルBを追記する場合、ドラッグ&ドロップだけで作業が終わる。
USBメモリ、MO、SDと同じ感覚で利用できるのだ。
しかし、DVD-RWなら、こうはならない。
DVD-RWも繰り返し利用可能な記録媒体だが、ファイルの追記ができないのだ。
DVD-RWは一度消去してから再利用するのである。
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2009/06/27