物理学解体新書




当サイトは、単に物理を解説するのではなく、試験対策に役立つことを狙いとしています。
これは、私自身の二つの体験に基づいています。


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高校時代の前半、私は勉強しなかったので、入学以来 成績は常にビリでした。
二年生の12月、試験前に何となく一部の科目を勉強したら、その科目に限り平均点近くを取ることができました。
以来、私は「点を取る」ことが面白くなり、点を取りたい一心で各教科を勉強しました。
その結果、3月の最後のテストではクラスで6番になったのです。
これ以後私は教科に面白さを感じ勉強するようになりました。


一般には以下の因果関係を考えがちです。
①「教科に興味を持つ」
②「興味を持つから勉強する」
③「勉強するから点が取れる」


このような因果関係があるので、教科に興味を持ってもらうことを意図した入門書が多く出版されています。


一方で私のケースでは、以下のプロセスでした。
①「点が取れる」
②「点を取りたくて勉強する」
③「勉強したのでその教科の面白さが分かる」


私の経験したプロセスは、一般の因果関係とは逆なのです。
逆のプロセスも存在することが、自分の経験によって確認できたのです。


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大学生の時代は、高校時代と異なり非常に勉強しました。
試験前は、私のノートのコピーを他の学生に提供し、その代わりに昼食をおごってもらうなどをしました。
(昼食程度でコピーを渡すなどかなり良心的です)


私にしてみれば「織野君の説明はよく分かる」と言われるのが励みであり、「他人が読んで分かるノート」の作成を心がけました。
また、「他人が読んで分かる」ことを意識することによって、自分自身の理解が整理されたり、誤りに気付いたりしました。


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私は、高校時代の体験、学生時代の体験の二つから、
「試験対策として[まず点を取るための情報]を提供し、物理を好きになってもらう」
「試験対策に役立つように説明することによって、自分の理解を深める」
をテーマにしたサイトの運営を着想しました。


当サイトを活用し、少しでも試験の苦痛がなくなり、物理が好きになっていただければ、これほど嬉しいことはありません。

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2005/09/19



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