物理学解体新書

ゲージ粒子

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ゲージ粒子とは

自然界の4つの力

自然界には、様々な力が存在する。
クーロン力や浮力、圧力、摩擦力、磁力など例をあげればきりがない。


だが、これらを突き詰めていくと、すべての力は4つの力に集約される。

自然界には基本となる力がこの4つだけで、多様に見える力は、これらの組み合わせでしかない。


手で壁を押すと力が感じられる。
壁を押すとき筋肉に力が入るが、実際に活動する筋肉の繊維は、電気的な力によって伸縮している。
手に力を加えても、それはクーロン力なのだ。


クーロン力の根源は電磁気力である。



ゲージ粒子と4つの力

物質を作る最小単位を素粒子という。
しかし物質を作るのだけが素粒子ではない。


力を伝える素粒子もあるのだ。


磁石のN極とS極を近づけると、両極は力を受け互いに引き合う。
つまり、両極の間に力が伝達されているのだ。


力を伝達する素粒子をゲージ粒子という。
自然界の4つの力には、それぞれ対応するゲージ粒子がある。


磁気の力を伝達する素粒子を光子またはフォトンという。

■次のページ:光子(フォトン)

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2017/07/17



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