物理学解体新書

屈折

HOME波動屈折>スネルの法則

スネルの法則

光は空気中も水中も直進する。
ところが、光が空気中から水中へ進むとき光のコースが曲がってしまう。
この現象が屈折だ。



光が進入するときの角度を入射角、折れた角度を屈折角という。
入射角も屈折角も法線からの角度である。
スネルの法則



入射角が変われば、それに応じて屈折角も変化する。
入射角が大きければ、屈折角も大きくなる。



入射角と屈折角は互いに独立しているのではなく、明確な関係がある。
この関係を表した法則がスネルの法則だ。





スネルの法則とは

入射角がi 、屈折角rのとき、sin i とsin r の比は常に一定になる。
これが、スネルの法則だ。
スネルの法則



スネルの法則で導かれる量nを屈折率という。



光が空気中から水中へ進むときの屈折率は約1.33、空気中からクラウンガラスへ進むときの屈折率は約1.5だ。
このように、屈折率は媒質の組み合わせごとに異なった値になる。

■次のページ:屈折率

このページのTOPへ



スポンサーリンク

2010/02/21



スポンサーリンク

Amazon.co.jpアソシエイト



スポンサーリンク

Amazon.co.jpアソシエイト