仕事と仕事率
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仕事と仕事率の単位
単位の関係をまとめておこう。
最近あまり使わなくなったが「cal(カロリー)」も加えておく。
物理量 | 単位 | 定義・意味・換算 | |
記号 | 読み方 | ||
仕事 | J | ジュール | 1[J]=1[N]×1[m] 1[N]の力で1[m]移動した場合の仕事が1[J] |
Wh | ワット時 | 1[Wh]=3600[J] 1[W]の仕事率で1時間連続した場合の仕事が1[Wh] |
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cal | カロリー | 1[cal]=4.19[J] 水1[g]の温度を1[K](1℃)上昇させる熱量が1[cal] |
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仕事率 | W | ワット | 1[W] = 1[J]/1 [s] 1 [s]あたり1[W]の仕事をこなすときの仕事率が1[W] |
電力会社からの請求書を見ると、「ご使用量」として「328kWh」等の記載がある。
電気に仕事をさせた分に応じて、電力会社は金額を請求してくるのだ。
決して「20万クーロンの電荷を提供したので、○○円です」とはならない。
電気を使用した場合の効果の度合いも、仕事や仕事率で表現することができるのだ。
力とそれによる移動距離の積であるが、その意味するものの奥行きは深い。
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2005/08/27