ウラン系列
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ウラン系列とは
ウラン系列は、ウラン238から始まり鉛206に至る崩壊系列である。
ウラン系列に属する核種は質量数を4n+2で表すことができる。
このため4n+2系列ともいう。
不安定な原子核は、アルファ線やベータ線を放射して他の元素へと変化する。
この現象が原子核崩壊だ。
アルファ線は、陽子2個と中性子2個のカタマリである。
原子核がアルファ線を放射して崩壊すると、崩壊後の原子核は最初の原子核より質量数が4減少したことになる。
陽子と中性子を2個ずつ失ったからだ。
崩壊後の原子核が、またまた不安定なら、さらに崩壊する。
アルファ崩壊なら質量数がまた4減少する。
ベータ崩壊は質量数に影響しないので、元素は崩壊を繰り返しながら質量数を4ずつ減らしていくことになる。
ウラン系列に属する核種の質量数はみな4の倍数に2を加えたものだ。
このためウラン系列は4n+2系列とも呼ばれている。
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2010/03/21
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