物理学解体新書

ウィルソンの霧箱

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ウィルソンの霧箱の原理

ウィルソンの霧箱とは

ウィルソンの霧箱は、荷電粒子(電子や陽子等)や放射線の飛跡を検出するための装置である。

箱の中の湿った気体を過冷却すると霧が発生する。
この中を荷電粒子や放射線が通過すると、気体分子がイオン化し、そのイオンが凝結核となって飛跡が可視化される。

ウィルソンの霧箱の発明によって、陽電子の発見、電子と陽電子の対消滅の検証に貢献し、宇宙線の研究にも用いられるようになった。

1927年に、ウィルソンはノーベル賞を受賞する。
ウィルソンは、成果の起源は、ベン・ネビス山頂で見た雲だと述べている。

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2017/06/24



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