物理学解体新書

箔検電器

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箔検電器の仕組み

箔とは薄く引き伸ばした金属のことだ。
アルミ箔、金箔がイメージしやすい。


箔検電器は電気の有無を調べる装置である。
静電誘導を利用し、箔の動きを見ることで帯電の状態が確認できる。




箔検電器の原理

箔検電器は、金属板・金属棒・2枚の金属箔からなる導体の部品を、ゴムを介してガラスびんに入れたものだ。

箔検電器の構造


金属板に試験体を近づけたとき、もし2枚の金属箔が開いたなら、試験体は帯電していることになる。
試験体の電荷の影響で、金属板に静電誘導が起き、金属箔に溜まった電荷が相互に反発するからだ。

箔検電器の構造


帯電していないなら、静電誘導は起きないでの2枚の金属箔は開かない。


次ページでは箔検電器を使って、未知の帯電体の極性を調べる方法を解説する。

■次のページ:電気の種類の判定

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2016/11/23



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