物理学解体新書

エックス線と結晶

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エックス線

エックス線とは

目に見える光(可視光線)も、電波も、エックス線もすべて電磁波の仲間だ。


電磁波とは、電場と磁場が交互に発生して伝播していく波のことである。
そして、波の山の頂点から次の山の頂点までの長さを波長という。


電磁波は波長の違いによって、性質と名前が異なる。
可視光線)も、電波も、エックス線も本質的には同じ電磁波で、ただ波長が違うだけなのだ。


例えば電波の波長は100メートル以上もあるが、エックス線の波長は0.1ナノメートルしかない。


エックス線には大きく白色エックス線と単色エックス線とがある。
特定の波長だけのエックス線が単色エックス線、様々な波長が混ざったエックス線が白色エックス線だ。


白色とは単色というが、色が見えるわけではない。


白色エックス線

連続エックス線ともいう。


単色エックス線

特性エックス線ともいう。


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2016/04/19



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