エックス線と結晶
ブラッグ反射
波としてのエックス線
電磁波は波でもあり、同時に粒子でもある。
エックス線が粒子として振る舞うときに現れる現象がコンプトン効果だ。
ここでは、エックス線が波として振る舞うときの現象として、ブラッグ反射を解説する。
ブラッグの反射条件
結晶の中では原子が規則正しく、積んであるように並んでいる。
これが結晶格子だ。
結晶面にエックス線を当てると、一部が反射する。
エックス線は非常に透過力が強いので、一部しか反射しないのだ。
反射しなかったエックス線は、次の結晶面に到達するが、ここでも一部が反射する。
さらに透過したエックス線は、3番目の結晶面で、またまた一部が反射する。
入射した角度が適切だと、反射したエックス線の波がそろい強め合う。
このような反射をブラッグ反射といい、ブラッグ反射が起きるときの条件をブラッグの反射条件という。
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2016/04/19