相変化
凝固と融解
融解熱
氷を暖かな環境に置くと液化して水になる。
これは周囲の熱を、氷が吸収したからだ。
水を冷やすと氷になるのは、水から熱が奪われた(水が熱を放出した)からである。
物質の相変化は、物質の温度変化と同様に熱の出入りが伴っている。
熱を加えれば物体の温度は上昇するが、相が変化するときには温度は変化しない。
例えば、氷が解けで水と氷が共存しているとき、熱が吸収されても、水+氷の温度は上昇しないのだ。
これは、氷から水に相変化するときに、熱が必要になることを意味している。
この熱を融解熱という。
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2017/04/09