マクデブルクの半球
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大気圧の発見
マクデブルクの半球とは、ゲーリケが行った大気圧の力を示す公開実験である。
ゲーリケがマクデブルクの市長であり、マクデブルクで実施されたからこの名がついた。
大気圧の発見
トリチェリは水銀柱を立てる実験によって、人工的に真空を作ることに成功した。
この実験結果に興味を持ったパスカルは、さらに考察を進めた。
大気の重さが水銀柱の高さを決めているなら、高山では水銀柱は低くなるはずである。
高山では水銀面への大気の重さが減るからだ。
パスカルの義兄のペリエが標高1000メートルのピュイ山頂で実験を行い、水銀柱が地上よりも低くなることを確認した。
このことから、地上には大気の圧力がかかっていることが分かったのだ。
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2017/06/15