物理学解体新書

マクデブルクの半球

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マクデブルクの半球の原理

マクデブルクの半球の中身は真空である。
真空が半球を内側から引っ張るから、二つの半球は分離できないと思う人がいるが、それは誤解だ。


周囲の空気が外側から押すから、二つの半球が分離できないのだ。


中に空気が入ると二つの半球は簡単に分離できる。
これは、半球の外側からかかる大気圧と内側の大気圧が等しくなるので、合力はゼロとなり、実質的に押す力が消失するからだ。

■次のページ:マクデブルクの半球の再現

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2017/06/15



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