回路図記号
受動部品
コンデンサ
コンデンサは電気を蓄える素子だ。
コンデンサは、2枚の電極板とその電極板に挟まれた誘電体によって構成される。
コンデンサが電荷を蓄積する能力の大きさを静電容量(キャパシタンス)という。
静電容量が大きいほど、蓄積できる電荷量は大きい。
[..コンデンサについての詳しい解説..]
抵抗
電流を流れにくくする素子が抵抗だ。
この性質を利用して電流の制限、電圧の分圧に使用される。
サーミスタ
温度によって抵抗値が大きく変化する素子をサーミスタという。
小型で安価なため、温度検出用の素子として広く一般に使用されている。
[..サーミスタについての詳しい解説..]
コイル
電線をクルクルと巻いた素子がコイルである。インダクタンスを得るために使用される。
電源
直流電源
ダイオード
PN接合ダイオード
P型半導体とN型半導体を接合させた素子をPN接合ダイオードという。
単にダイオードともいう。
PN接合には、電流の流れやすい方向(順方向)と、流れにくい方向(逆方向)がある。
方向による電流の流れやすさの違いが整流性だ。
ダイオードはこのpn接合の特性を生かした電子部品であるため、整流、検波またはスイッチング等、広い範囲で利用されている。
[..ダイオードについての詳しい解説..]
発光ダイオード(LED)
順方向に電圧を加えると、発光するダイオードを発光ダイオード、またはLEDという。
フォトダイオード
フォトダイオードは光を検出する素子である。
ツェナーダイオード
定電圧ダイオードとも呼ばれている。
一般のダイオードは逆方向電圧に対して電流は流れない。
これに対し、一定の逆方向電圧を加えると電流が流れるタイプのダイオードがある。
これがツェナーダイオードだ。
電流が流れる一定の逆方向電圧をツェナー電圧という。
トランジスタ
NPNトランジスタ
P型半導体をN型半導体ではさんだサンドイッチ状の構造を持つトランジスタである。
PNPトランジスタ
N型半導体をP型半導体ではさんだサンドイッチ状の構造を持つトランジスタである。
サイリスタ
SCR
N型半導体とP型半導体を交互に四つ並べた素子をサイリスタという。
トライアック
二つのサイリスタを逆向きに並列にした素子をトライアックという。
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2010/02/24