物理学解体新書

実験レポートの書き方

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実験の結果


測定は複数回実施するのが、一般的だ。
得られた測定値は1回目、2回目・・・と分けて書く。
この際、有効数字の取扱いにも十分注意する。


測定値がそのまま結果になるとこはない。
平均値や標準偏差を得る、理論式に代入する、グラフの傾きを求める等の何らかの計算処理が発生する。
こうして得られた値を実験値という。
実験値を得るための途中過程でも、有効数字の取扱いに用心する。
電卓やPCを利用する場合は、有効数字を忘れやすいので、特に意識する必要がある。


実験結果では、実験値と理論値を比較する。
実験値と理論値が一致していれば、仮説は真理と判定する。
(チャート参照)


同時にグラフを作成する場合がある。
対数グラフの使用法や、目盛りの取り方に十分に注意する。


なお、グラフをただ並べただけの「実験の結果」はいけない。
グラフから何が読み取れるのかを前面に出して解説し、グラフは結論の補助とする。
解説がないと、「目的を達するために実験をした」とはみなされず、単に「作業をした」と評価されてしまう。
こうなると減点になる。


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2005/09/04



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