考察の書き方
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なぜ考察を書くのか?
考察は、もともと仮説・実験計画・実験実施等の実験プロセスの妥当性や誤りについて、検討する場だ。
(このチャートの意味については、「実験による検証のプロセス」参照)
考察は、仮説・実験計画・実験実施等の各実験のプロセス毎に論じればいい。
プロセス毎の考察の対応方法を以下に示す。
実験プロセス | 実験課題の現実 | 考察の対応・ポイント |
仮説 | 真理を仮説に見立てている。 仮説の誤りを考察する余地はほとんどない。 | 考察では、グラフの形状を論じて、仮説が妥当であることを確認する。 考察の優先度は第2位 具体的な考察の書き方は「グラフの形状」参照 |
実験計画 | テキストで指定されている。 計画の誤りを考察する余地はほとんどない。 | 考察では、同じ目的を達成するための代替の実験方法を検討する。 考察の優先度は第3位 具体的な考察の書き方は「実験の発展案」参照 |
実験実施 | 実験者のスキル・知識に依存する。 ここを重点的に考察する。 | 考察では、実験が妥当であったかを検討する。 考察の優先度は最優先 具体的な考察の書き方は「実験の誤差要因」参照 |
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