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有効数字:数値の丸め方

数値の丸め方

「丸め」とは、長い桁数を有効数字n桁にするときの計算処置のことをいう。
「丸め」は、n+1桁目が4以下の場合、6以上の場合は、「四捨五入」と同等の処置をする。
しかし、n+1桁目が5の場合は、「四捨五入」とは異なる特殊な処置を必要とする。
5での「切り上げ」・「切り捨て」の確率を均等にして、平均誤差を小さくすることが狙いである。


ケース処置
n+1桁目が4以下の場合n+1桁目を切捨て  
n+1桁目が6以上の場合n+1桁目を切り上げ  
n+1桁目が5の場合n桁目が奇数の場合n+1桁目を切り上げてn桁目を偶数にする  
n桁目が偶数の場合n+1桁目を切捨て  


このような「丸め」は、JIS Z 8401に準拠している。


■次のページ:有効数字の要点


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2005/09/26
2009/12/16



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