理工学の資格
勉強する
資格試験に合格するための勉強方法は「薄めのテキストを何回も読む」「過去問を何回も反復する」につきます。
過去問がスラスラ解けるようになるまで、何回も反復します。
何回も反復するため、薄い本でなくてはなりません。
一冊を通して解くのに、最初は2か月かかります。(資格によるが)
しかし、5回位反復すると2時間程度で一冊を解けるようになります。
出題のパターンに慣れるので、スラスラ解答できるようになるのです。
「より深くじっくり勉強し、しっかりと身に付ける」といった学習態度を否定するつもりはありませんが、「まず、試験に受かる」ということが優先です。
「より深くじっくり勉強し、しっかりと身に付ける」という学習は合格後でも間に合います。
試験に出る部分のみを手っ取り早くマスターしましょう。
勉強というよりも「スラスラ解くための練習」と割り切ることが肝心です。
そのためには、「限られた問題を何回も解く」という練習を積むという方法が適しています。
「膨大な量の問題を、1回ずつ解く」という練習方法をとったところで、スラスラ解答できるようにはなりません。
試験勉強は時間との勝負です。
1分考えても、解法がまったく検討つかない場合は、すぐに解答と解説を読んで解法を理解しましょう。
解法を見ながらでもいいから、その問題を解いておきましょう。
その後、次の問題に移り、同様に1分考えてダメならすぐに解答と解説を読むという手順を繰り返します。
スラスラ解けたら丸印をつけます。
問題を解いたら、正解しても、しなくても日付を記入しておきます。
全問これをやったら、また最初の丸印のない問題に戻ります。
これを繰り返すと、最初歯が立たなかった問題も、何とか解けるようになっていきます。
さらに繰り返すと、スラスラ解答できるようになる。
回を追うごとに、スラスラ解答できる問題が増えるので、丸印が増えていくというわけです。
何度も繰り返すの問題数を限定しないと、終わりません。
脳は、繰り返しの刺激を良く記し、良く理解します。
この勉強法は、脳科学に則したテクニックです。
繰り返しますが、勉強というよりも「スラスラ解くための練習」と割り切ることが肝心です。
このあたりは「試験対策の基本戦略」に詳しく書きました。
「試験対策の基本戦略」も参照してください。
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2005/10/26