物理学解体新書

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内容・理論の習得

授業で使用している教科書があれば、それを読んで理解する。
数式の意味が具体的にイメージできて、内容・理論が習得できたといえるのだ。
しかし、数式の展開ばかり読んでいても、なかなかイメージにたどり着かない。


そこで、言葉とイラストが多い参考書を用意する。
これを、繰り返し読んで理論のイメージを固めていくのがいいだろう。
数式よりも、言葉の方がなじみやすいからだ。


この「繰り返し」が重用なのだ。 脳は繰り返されたものを強く理解する特性を持つ。
繰り返すためには、ポイントを絞った極力薄い参考書を読むのがいい。
厚い参考書は1回読むのが精一杯だ。繰り返すことができない。
脳は繰り返されないものは、理解しようとしない。


読んだら、読んだ日付を書き加えておく。
同じ場所を再度読めば、また日付を書き加える。
最初は、時間がかかっても、そのうち速く読めるようになる。


くどいが「ポイントを絞った極力薄い参考書を、繰り返し読んでイメージを掴む」というのがキーである。


薄い参考書で足りない情報は、必要に応じて厚い教科書・参考書にあたればいい。
イメージがつかめていれば、数式ばかりの教科書にもどっても、理解が容易になってくる。
厚い専門書を最初からじっくり読むよりは、はるかに能率が高いはずだ。


なお、この方法は、内容・理論の習得を目的としている。
「予想問題の反復練習」が伴っていなくては、試験で問題を解くことはできない。
内容・理論の習得と平行して「予想問題の反復練習」も実施する必要がある。


あわせて以下の記事も参考にしていただければと思う。
試験前に脳活性化
勉強のコツあれこれ


特に勉強のコツあれこれの中の「10分間音読法」が、内容・理論の習得に役立つだろう。
ぜひ、10分間音読法も平行して実施して欲しい。

■次のページ予想問題の反復練習

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2005/10/13



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