円運動
向心力
向心力とは
加速度×質量が力であった。
質点が加速していれば、そこには力も存在しているはずである。
円運動の場合、中心に向かう加速度があるのだから、そこには力が生じているはずだ。
円運動する質点の質量と、質点にかかる加速度の積が力となる。
この力は円運動の中心に向かっているので、向心力という。
力が作用しなければ物体は慣性の法則により、等速直線運動となる。
もし向心力がなければ、物体は円運動をすることなく、接線方向に直線に飛び出してしまうだろう。
本当は接線方向に飛び出していってしまう物体を、円運動の軌道に留める力が向心力なのだ。
速度が二倍になると、向心力は4倍になるのである。
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2016/09/10