エネルギーの原理
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エネルギーの原理の例
地上の物体(質量m)を重力に逆らって、高さhまで持ち上げるとき、手がこの物体にする仕事はmghだ。
この物体は、mghの仕事を手から与えられることによって、位置エネルギー(ポテンシャルエネルギー)がmgh分増えたことになる。
実はエネルギーの原理には、二通りの定義がある。
エネルギー全般についての場合と運動エネルギーに限定した場合だ。
上記では、「エネルギー全般についてエネルギーの原理」だ。
一般にエネルギーの原理と言ったら「運動エネルギーに限定した場合のエネルギーの原理」を示す場合が多い。
この場合、「物体が外部からもらった仕事は、増えた運動エネルギーに等しい」と表現する。
これを式で表現すると次のようになる。
運動エネルギーの差(運動エネルギーの増加分)と、与えられた仕事がイコールで結ばれている。
このエネルギーの原理の式の導出方法は次ページで解説する。
■次のページ:エネルギーの原理の導出
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2005/08/27
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2016/10/04