pn接合
pn接合とは
p型半導体とn型半導体が結晶構造の分断なく、接している領域の部分をpn接合という。
p型半導体とn型半導体を単に張り合わせただけでは、pn接合とは言わない。
張り合わせた接触面では、結晶が途切れているからだ。
pn接合面を境に右側と左側で不純物がドナーからアクセプタへと極端に変化するが、共有結合は途切れることなく連続していなければならない。
pn接合の近傍では、自由電子と正孔(ホール)が結合して消滅するため、キャリアが皆無になる。
pn接合近傍のキャリアが存在しない領域を空乏層という。
一般の抵抗体は、電池のプラスとマイナスを逆にしても、電流の流れ方は変化しない。
pn接合は、電池を接続する方向により電流の流れ方が極端に異なる。
「電流の流れる電池のつなぎ方」を順方向、「電流が流れない電池のつなぎ方」を逆方向という。
この特性を整流作用という。
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2005/06/01
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