慣性モーメント
直交軸の定理
剛体の慣性モーメントは、軸の位置・軸の方向ごとに異なる値になる。
これらに関し、重要な定理が二つある。
平行軸の定理と、直交軸の定理だ。
定理名 | 変数の意味 |
平行軸の定理 I=Ig+Md2 | Ig:質量中心を通る任意の軸のまわりの慣性モーメント I:この軸に平行な任意の軸のまわりの慣性モーメント M:質量 d:軸間距離 |
直交軸の定理 Iz=Ix+Iy | Ix:x軸のまわりの慣性モーメント Iy:y軸のまわりの慣性モーメント Iz:z軸のまわりの慣性モーメント |
ここでは、直交軸の定理を解説する。
剛体を構成する任意の質点miのz軸のまわりの慣性モーメントをIzとする。
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2005/07/03